山中湖国際演劇祭は、芸術文化を通じて地域社会の発展と国際的な文化交流を促進することを目的として設立された団体です。本演劇祭は、日本が誇る文学遺産である三島由紀夫の戯曲を中心に据え、三島由紀夫が追求した美学や思想を現代に継承し、次世代へと伝えていく役割を果たしていきます。本演劇祭の特徴は、従来の枠組みを超え た多様な表現形式を生み出すことにあります。山中湖村教育委員会、山中湖文学の森・三島由紀夫文学館のご尽力を賜り、2023年に開催された第一回山中湖国際演劇祭では、演劇とダンスを融合させた革新的な舞台表現に挑戦し、好評を博しました。今後も新しい感動を提供すると同時に、国際的な芸術表現の場としての地位を確立することを目指していきます。
舞台鑑賞とツアーを楽しむ「ステージ・ツーリズム」
山中湖村は東京から約2時間でアクセスできる利便性もあり、世界遺産・富士山のお膝元として、古くから別荘地、避暑地としても名を馳せてきました。また、年間を通して国内外からも多くの観光客が訪れる風光明媚な土地でありながら、三島由紀夫文学館、徳富蘇峰館などの文化施設も充実しており、それらの施設にも多くの来訪者が大勢訪れています。本演劇祭では、山中湖の自然環境と世界遺産・富士山地域の観光資源を活用した「ステージ・ツーリズム」を推進し、文化と観光の融合による地域活性化を図る。地元住民や国内外の観光客が共に楽しめる文化交流の場を創出し、地域の新たな魅力を国内外に発信していきます。
以上の活動を通じて、芸術文化を核とした社会の活力向上を図り、多様性と創造性を尊重した持続可能な文化基盤を構築し、真の国際的な演劇祭へと発展させることも演劇祭の目的としています。
上演に際しては、株式会社G U D D Iが主催となり、三島由紀夫文学館、および山中湖村教育委員会の後援のもと、演劇による地域振興も踏まえた上演活動を今後展開していく予定です。
山中湖国際演劇祭実行委員会(株式会社GUDDI)
東京オフィス:東京都港区元麻布2-1-21
山中湖村オフィス:山梨県南都留郡山中湖村平野